朝から元気に!気分を上げる簡単ルーティン【働きやすい職場のメンタルヘルス】15

働きやすい職番のメンタルヘルス

朝から元気に!気分を上げる簡単ルーティン

毎朝、目覚めたときに「今日も頑張ろう」と思える日はどれくらいあるでしょうか。
忙しい日々やストレスが続くと、ついベッドから出るのがおっくうになったり、朝から気分が沈みがちになったりすることもあります。
しかし、朝の過ごし方を少し工夫するだけで、その日一日の気持ちやパフォーマンスが大きく変わることをご存じでしょうか。
今回は、朝から元気にスタートするための簡単なルーティンやストレッチ、気持ちの切り替え方、おすすめの朝習慣、そして朝活の効果について詳しくご紹介します。

朝のストレッチで体と心を目覚めさせる

朝、起きてすぐに軽く体を動かすことで、血行が促進され、体温が上がり、頭もすっきり目覚めやすくなります。
ベッドの上でできる簡単なストレッチから始めてみましょう。たとえば、両手を頭の上で組んで大きく伸びをしたり、膝を抱えて左右にゆっくり揺らしたりするだけでも、体のこわばりがほぐれていきます。
立ち上がったら、肩を回したり、首をゆっくり左右に倒したり、足首を回すなど、全身をやさしく動かしてみてください。こうした動きは、筋肉や関節を目覚めさせるだけでなく、気分のリセットにもつながります。
朝のストレッチを習慣にすることで、「なんとなく体が重い」「やる気が出ない」といった朝の不調を和らげる効果が期待できます。

気持ちの切り替え方――「朝のスイッチ」を作る

朝の気分を上げるためには、心のスイッチを入れる工夫も大切です。
まずは、カーテンを開けて朝の光を浴びましょう。太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、脳が「朝だ」と認識しやすくなります。
次に、深呼吸をしながら今日の予定や「やりたいこと」をイメージしてみてください。
前向きな言葉を自分にかける「セルフトーク」もおすすめです。「今日はこれをやってみよう」「きっと大丈夫」といった短い言葉でも、気持ちが前向きになりやすくなります。

また、朝の音楽や好きな香りを取り入れるのも効果的です。お気に入りの曲を流したり、アロマを焚いたりすることで、五感からも気分を切り替えることができます。
朝食をしっかりとることも、体と心のエネルギー補給になります。バナナやヨーグルトなど、消化の良いものを選ぶと、胃腸にもやさしく、午前中の活動がスムーズになります。

おすすめ朝習慣――「自分だけの朝時間」を楽しむ

忙しい毎日でも、朝の10分だけは「自分のための時間」と決めてみてはいかがでしょうか。
たとえば、好きな本を数ページ読む、日記や手帳に今日の目標や感謝したことを書き出す、ベランダや窓辺でコーヒーやお茶をゆっくり楽しむ――そんな小さな習慣が、心に余裕をもたらしてくれます。

「朝活」として、ウォーキングやジョギング、ヨガなど軽い運動を取り入れるのもおすすめです。運動によって分泌される「セロトニン」は、心の安定や幸福感を高めるホルモンとして知られています。朝の運動は、日中の集中力やモチベーションアップにもつながります。

また、家族と「おはよう」と声をかけ合う、ペットと遊ぶ、植物に水をやるなど、誰かや何かと触れ合う時間を持つことで、心が穏やかになり、孤独感や不安も和らぎます。

朝活の効果――一日をポジティブにスタート

朝の過ごし方を意識することで、その日一日の気分や行動が大きく変わります。
朝に体を動かしたり、自分の気持ちを整えたりすることで、ストレスへの耐性が高まり、仕事や家事にも前向きに取り組めるようになります。
また、朝の時間を有効活用することで、「今日も一日頑張った」と感じられる達成感や充実感が得られやすくなります。
朝活を続けている人の中には、「午前中の集中力が上がった」「イライラしにくくなった」「夜ぐっすり眠れるようになった」という声も多く聞かれます。

まとめ

朝のちょっとした習慣やルーティンは、心と体の健康を支える大切な土台です。
毎日の始まりに、自分をいたわる時間や気持ちの切り替えを取り入れることで、一日をより元気に、前向きに過ごすことができます。
ぜひ今日から、自分に合った朝のルーティンを見つけてみてください。
次回は、従業員満足度アップのためのアンケート活用法についてご紹介します。

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